みなさん、こんにちは♪
パンやクッキーなど様々な食卓を彩るいちごですが、市販と手作りで日持ち期間が大きく違っていることをご存じですか?
より美味しくそして長期間食べられるように各メーカー驚きの制作方法があるので、それらを日持ち期間と保存方法の観点から徹底解剖。
2022年最新のいちごジャム情報に至るまでわかるようになっています。
あなたはいくつのいちごジャムを知っていますか?そしてそれらの日持ち期間は?
今回は通販サイトのランキングからも人気のいちごジャムをピックアップしているので、ぜひ参考にしてください。
イチゴジャムの市販は冷凍保存できる?
イチゴジャムを冷凍保存するときは、まず海外産か日本産のイチゴジャムかを確認しましょう。
次に使われている添加物も確認してください。
海外産イチゴジャムは、添加物や保存料が使われていても輸送の過程で日持ち期間が短くなってしまうこともあり、添加物や保存料が使われていないと、さらに食べられる期間が短くなります。
チップトリーストロベリージャム
AMAZONでレビュー1000件以上を獲得している人気のイチゴジャムで、原産国がイギリスになっています。
公式には製造から36か月が賞味期限となっているようですが、冷凍保存に関する情報はありませんでした。
また、通販サイトのレビューにも冷凍して使っている人はいないようなので、冷凍保存せずにそのまま使ったほうがいいでしょう。
注意点は日本語レビューの中で1件だけ購入時にカビが生えていたとの情報があります。
海外産のジャムだとこのような事故があるため、いつまでに返品できるかを確認してから買ったほうがいいと思います。
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アヲハタまるごと果実いちご
親会社のキューピーから発売されているイチゴジャムで、国産ではありますが冷凍保存は推奨されていません。
特にまるごとシリーズのジャムは瓶詰されており、冷凍すると瓶が破裂して思わぬ事故に発展する可能性もあります。
冷凍するなら開封後に破裂しない別の容器に移してから保存するほうがいいでしょう。
ただしイチゴジャムは一度冷凍すると解凍したときに水分が増えて、食感や形状が変わってしまうことも多く、できるだけ冷蔵で保存して開封したときは2週間以内に食べてください。
なおイチゴジャムの糖度によっては2週間以内でもカビが生えてしまうときがあるため、パッケージを確認し糖度60度以下のイチゴジャムは一度開封したら1週間以内に食べるようにしたほうがいいです。
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明治屋 果実実感ジャムつぶつぶイチゴジャム
通販サイトで買えば賞味期限半年以上の物が発送されてくるところが果実実感ジャムつぶつぶイチゴジャム
の魅力。
しかし糖度が低く長期保存には向いていない上に、瓶詰されているため冷凍保存もできません。
一方内容量が少なく使い切りやすい利点があるので、日持ち期限を心配するくらいならすぐ食べてしまったほうが安全です。
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イチゴジャム手作りは冷凍保存できる?
手作りのイチゴジャムを保存するときは、必ず小分けにして冷凍してください。
作ったイチゴジャムをまとめて保存すると、使うときもまとめて使わなくてはなりません。
これはイチゴジャムは解凍すると品質劣化が激しくなるからで、少量ずつ小分けしておけば必要以上に品質劣化させずに食べられます。
イチゴジャムを使う料理にもよりますが、食パンに使うことが多いときは200グラムくらいがおすすめ。
体感ですが食パン一斤を全部消費するくらいの量なので、毎朝朝食に使えば1週間たたずに全部使い切れるとおもいます。
しかしイチゴジャムは冷凍しても日持ち期間がそんなに伸びず、最大でも3週間以内には食べたほうがいいです。
イチゴジャムのイチゴは冷凍用に加工されておらず、冷凍フルーツと比較して日持ち期限が短くなっているからです。
イチゴジャム解凍後の日持ち期間は?
イチゴジャムを解凍すると周囲の水分がジャムに加わってしまうため、できるだけ早く食べてください。
空気中の水分がイチゴジャムに加わると、それだけ雑菌の量も多くなり、少し時間が経過するだけでカビが生えてしまいます。
ちなみに大手イチゴジャムメーカーのいずれも冷凍保存は推奨しておらず、イチゴジャム解凍後の品質保証まではしていません。
そのため日持ち期間を気にするくらいだったら、解凍後当日中に食べるくらいのほうが食中毒に巻き込まれる心配もありません。
イチゴジャムの冷凍保存方法はジップロック?
イチゴジャムは冷凍保存すると冷凍焼けや酸化や乾燥などで、どんどん品質が悪くなってしまいます。
そこでおすすめするのがジップロックのフリーザ―バッグ。
フリーザ―バッグを使えば冷凍保存したときの品質劣化を大きく軽減できるだけでなく、イチゴジャムの香りが他の食材に移ったり、他の食材の香りがイチゴジャムに移ってしまうのを防ぐことができます。
また、フリーザ―バッグの密閉率が高ければイチゴジャムの糖度をある程度無視した長期保存ができます。
しかしそれでも日持ち期間が2か月以上になることはないので、イチゴジャムを冷凍保存しても早めに食べるようにしてくださいね。
おススメイチゴジャムメニュー3選
皆さんはハンバーグやステーキのソースの味付けが甘いと感じたことはありませんか?
実はデミグラスソースを始めとした多くのソースには砂糖が含まれており、絶妙な甘味でもってお肉の味を引き立てています。
そのため、元から砂糖の配合バランスが優れているイチゴジャムをステーキソースの材料に使うことで、酸味がマイルドになったり、使うイチゴの種類を変えることでさらに酸味を強くしたりできます。
イチゴジャムで作ったステーキソースがけ
出典:flickr
イチゴジャムの酢豚
出典:flickr
酸味を強くしたいなら酢豚にイチゴジャムを使うのもおすすめ。
お酢などである程度イチゴジャムの味を整える必要がありますが、レストランでもジャムを酢豚に使うメニューはあるため、気になる人はおうちで試してみてはいかがでしょうか?
イチゴジャムのパイ
出典:flickr
余ったイチゴジャムを最も効率的に消費できるのはイチゴジャムのパイでしょう。
パイ生地にイチゴジャムを挟んでオーブンで焼くだけ!
ただしイチゴジャムのパイは温度調節が重要なので、トースターではなくてオーブンレンジを使うほうが無難です。
まとめ
さてここまでご覧いただきありがとうございます。
イチゴジャムは砂糖漬けされているので、日持ち期間が長いと誤解されがちですが、それは大きな誤解です。
確かに冷凍すればある程度日持ち期間を延ばせますが、解凍するときに空気中の水分が入ってしまうため、食感が変わってしまいあまり美味しくない上に、雑菌の影響ですぐにカビが生えてしまいます。
市販品を買っても手作りのイチゴジャムを冷凍保存しても、品質劣化が大きく軽減されるわけでもなく、一番日持ち期間を長くする方法はイチゴジャムの瓶を一度も開封しないことだけです。
それでは最後までご覧いただきありがとうございます。
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