こんにちは♪
「海のミルク」なんて呼ばれるほどクリーミーで濃厚な『牡蠣』。
冬の代表的な味覚ですし、鍋に入れても、焼いても、そのままでも…
どんな調理法でも美味しいので色んな調理法で楽しみたいですよね♪
ですが
「牡蠣ってあたったって話もよく聞くし、保存方法もよく知らないから不安…。」
「殻付きの牡蠣をもらったんだけどそんな風に保存したらいいの?」
なんて心配もあると思います!
そんなお悩みを持つ方のために
をまとめさせていただこうと思いますので是非ご一読いただければ、と思います。
どうぞ最後までゆっくりとご覧になってください。
牡蠣の保存方法と消費期限はいつまで?
どんな状態の牡蠣でも冷蔵or冷凍で保存するようにしましょう!
<冷蔵で保存するとき>
水揚げされてから5日以内が安全に食べれる目安の期間ですが、スーパーに並んでいるものだったら2日以内に食べれば大丈夫でしょう。
<冷凍で保存するとき>
冷蔵で2日以内に食べきれない時には、早めに冷凍保存するようにしましょう!
一度冷凍したら、加熱してから食べるようにしましょうね。
冷凍してから大体3週間くらいは保存できますよ!
買ってすぐに食べられない場合には、冷凍したり、保存に向いた料理にしたりして工夫してみましょう♪
後に出てくるレシピの紹介で、保存に向いた料理もご紹介させていただきますよ~。
むき身の塩水パックの保存方法は?
むき身のパックは生食用、加熱用の2種類があると思いますが、保存方法に大きな違いはありません。
牡蠣を冷蔵庫で保存するときは温度が低い場所が向いています。
チルド室だったり、パーシャル室で保存すると鮮度が落ちづらいですよ!
パックに入っていた塩水を捨ててしまった場合には、1ℓに対して30gの塩を入れた塩水を作って、牡蠣と一緒に保存しましょう♪
旨味も逃げず、空気にも触れないので劣化を遅らせてくれます!
せっかく温度の低い場所で保存しても、冷蔵庫の扉を開けっぱなしにしていたりすると、冷蔵庫の温度が上がってしまうので注意しましょうね。
牡蠣を冷凍保存するときは、一粒ずつくっつかないように並べて、冷凍しましょう!
一度冷凍したものは、絶対に加熱してから食べるようにしてくださいね♪
① 軽く流水で洗う
② キッチンペーパーなどで水分を念入りに拭き取る
③ バットの上にラップを敷いて、牡蠣をくっつかないように並べたら、冷凍庫で凍らせる
(表面だけ凍ればOK!ラップを敷けばバットに牡蠣がくっつきません)
④ 凍った牡蠣をジッパー付きの保存袋に入れて、冷凍庫で保存する
使うときには冷蔵庫でゆっくり解凍するか、流水を静かに当てて解凍するようにしましょう。
一度解凍したものは食べきって、再冷凍はしないように!
むき身はゴミがあまり出ず、処理も簡単なので手軽に食べられるのがいいですね。
殻付きの牡蠣の保存方法は?
殻付きの牡蠣をもらったり、買ったりすることもあるかと思います!
お家で殻付きの牡蠣が食べられるなんてすごく贅沢ですよね…
「でも牡蠣なんて処理したことないから無理!」
なんて思うかもしれませんが、動画などでも紹介されているので、チャレンジしてみるのもいいと思いますよ♪
① バットなどに牡蠣を並べる
(牡蠣のふっくらしてる方を下にする)
② 3%の塩水を作り、キッチンペーパーなどを湿らせる
③ 湿らせたキッチンペーパーを牡蠣に被せて、上から軽くラップをする
④ 冷蔵庫のなるべく温度が低い場所で保存する
殻付きの牡蠣はまだ生きているので、呼吸できるようにラップは軽くするようにしましょう。
ぴっちりラップをしてから、竹串で穴をあけるのもいいですね。
乾燥してしまうと、弱ってしまうので鮮度を保つためにも、濡らしたキッチンペーパーなどで保湿してあげることもポイント!
なるべく鮮度がいいうちにいただきましょう。
<冷凍保存>
牡蠣を冷凍するときは
- むき身にしてから冷凍する方法
- 殻付きのまま冷凍する方法
があるので両方説明させていただきますね!
① 殻を流水で洗ってから、身を取り出す
② 片栗粉をかけて、優しく混ぜる
(雑に混ぜると牡蠣が崩れてしまうので優しく)
③ 3%の塩水をつくり、牡蠣に付いた片栗粉をきれいに流す
④ キッチンペーパーなどで念入りに水分を拭き取る
⑤ バットの上にラップを敷いて、牡蠣をくっつかないように並べたら、冷凍庫で凍らせる
⑥ 凍った牡蠣をジッパー付きの保存袋に入れて、冷凍庫で保存する
殻付きの牡蠣は、洗浄されていないので汚れが残ってるんです。
なので、片栗粉を使って、細かい汚れもしっかり洗いましょう♪
牡蠣の身を洗うときに塩水を使うことで、うまみを逃さず、身が小さく縮むことも防げるので一石二鳥ですよ~。
途中からはむき身の冷凍方法と同じです!
使い方も同じで
冷蔵庫or流水で解凍
再冷凍は厳禁
といったポイントは守りましょうね。
① 殻を流水できれいに洗う
② キッチンペーパーなどで念入りに水分を拭き取る
③ なるべくくっつかない、重ならないように並べて冷凍庫で凍らせる
④ 凍ったらタッパーやジッパー付きの保存袋に入れて、冷凍庫で保存する
殻付きのまま冷凍すると、料理するときに華やかな見ためで、インスタ映えも狙えます!
殻付きのまま焼き牡蠣にしたり、パン粉をかけて焼いたり、グラタンにしてみるのもいいですね♪
料理に使う時には、レンジで3~4分くらいチンして、殻が開きます。
まだこの段階では半生で食べられないので、しっかり加熱してから召し上がってください!
牡蠣で食中毒にならない為の注意点
牡蠣で食中毒になってしまうと
・腹痛、下痢、嘔吐
・発熱
などの症状が出てきます。
そんな辛い思いをしないためにも
・きれいな道具、場所で調理する
・牡蠣はしっかりと洗う
・生食用以外は生で食べない
・においなどおかしいと感じたら食べないようにする
・しっかり加熱してから食べるようにする
といったことを守りましょう!
美味しい牡蠣料理
牡蠣はどんな調理法でも美味しく食べることができます!
シンプルに蒸してポン酢でいただいたり、アヒージョにしてみたり…
インスタで紹介されている色々な調理をご紹介します。
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こちらは牡蠣料理がたくさんでとっても美味しそうですね♪
牡蠣の炊き込みご飯は旨味がご飯に染み込んでいていいですね!
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こちらは保存がきくように、加熱して、オイル漬けにしたものですね!
2週間くらい日持ちするので、食べきれない時などにおすすめですよ~。
他にもたくさんの料理があるので、いろんなメニューが試せますね♪
まとめ
さてここまでご覧いただきありがとうございます。
調理師免許を持つ私が、ここまで『牡蠣』の保存方法についてまとめてみました。
少し手間に感じるポイントもあるかもしれませんが、美味しく保存するためには必要になってくることなので、頑張ってみて下さい!
ここまでお読みいただきありがとうございました。
パックを開けたら→パックの中の塩水と牡蠣をタッパーに移して冷蔵庫で保存