こんにちは!
山芋って一本で買うとすごい量になるし、切って売っているのもちょっと多くて、使いきれないということってありませんか?
山芋と言えば、その代表的な料理としてとろろがありますが、拍子木切りにして梅肉和えたりしても、山芋のシャキシャキとした食感も楽しめてとってもおいしいんですよね!
と言う事で今回はそんな山芋の保存法や冷凍できるのかについて紹介していきたいと思います。
どうぞよかったら参考にしてくださいね
山芋ってどんな野菜?
山芋は、古くから漢方でも滋養強壮の生薬として利用されている食材なんです。
その滋養強壮の秘密は、あの山芋特有の粘りにあります。
山芋の粘り成分である「ムチン」には、こんなに効果があるんです!!
①粘膜を保護したり、粘膜の働きを高める
②細胞を活性化し、新陳代謝を促進する
③疲労回復効果
まずは、粘膜の保護についてですが、目の角膜近くにあるムチン層に含まれるムチン。これは涙を目に蓄えておくことを保護している働きがあります。
つまり、ムチンの不足は、ドライアイにつながるということです!
実際に、目薬の中にムチンが配合されたものもあるようです。
また、ムチンが粘膜の保護する役割がみられる場所として、「胃腸」があります。
胃はストレスなど、心身の影響を受けやすい臓器であるため、その状態によって粘膜の分泌が変化してくるのです。
胃の保護作用もある粘液が少なくなってしまうと、胃が胃酸のダメージを受けやすくなってしまい、胃潰瘍などを引き起こしてしまうことがあります。
もちろん、ストレスなど自分の心身においてのケアは不可欠ですが、ムチンを摂取することでも、胃の粘液や粘膜の状態を正常に保ちましょう!
山芋は冷凍保存できるの?
山芋の冷凍保存方法について紹介していきます。
実は山芋って、乾燥に弱い食品なんです。また暑さにも弱いため、新聞紙で包み、6~7度ほどの涼しい場所で保存しましょう。
冷蔵庫の野菜室は、メーカーや機種によって設定されている温度に多少違いはありますが、概ね山芋の保存に適する温度である7度前後に設定されています。
なので山芋は乾燥しないように新聞紙やラップで包み、野菜室で保存するのがいいですね!
山芋って冷凍保存できるの…?
でも、冷蔵での山芋の保存方法はわかったけど…山芋が冷凍できるかどうか? 気になりますよね!
答えは、できます!!
そのままラップに包み、ポリ袋や冷凍庫用のフリーザーバックなどに入れて保存できちゃいます!
もちろんそのままでも保存できる山芋ですが、そのまま保存しちゃうと冷凍庫のスペースが…という方には、すりおろしたり、千切りにして保存するのがおすすめです!
・山芋をすりおろして保存
①山芋の皮を剥いてすりおろします。すりおろして出来上がったとろろには、数滴ほど酢を入れて、混ぜ合わせます。
②冷凍用の保存袋に入れ、しっかり空気を抜いてから袋を閉じます。
・山芋を千切りにして保存
①山芋の皮を剥き、拍子木など、各位使いやすい大きさと形に揃えて千切りにします。
②ボウルや容器などに、水1Lと酢を大さじ2を加え、①の山芋を10~15分浸けます。
③②で浸けた山芋を取り出し、キッチンペーパーなどで水気をふき取り、ラップで包みます。
④冷凍用の保存袋に入れ、しっかり空気を抜いてから袋を閉じます。
山芋の賞味期限は?
山芋の賞味期限ですが、冷蔵(野菜室)・冷凍ともに1か月ほど。
すりおろしたり、千切りにした場合も同様に一か月ほどです。
空気に触れてしまうと茶色くなってしまう性質もあるので、色が変わったりしないうちにおいしくいただきたいですね!
山芋をおいしく食べたい!
山芋をおいしく食べるには、
すりおろした山芋をお好み焼きやハンバーグの生地に入れることで摂取カロリーを抑えながらも満腹感の得られる食べ方もありますね。
モズクや三杯酢と合わせて角切りにしても、山芋のシャキシャキとした食感が楽しめるのでおすすめです♪
山芋と生食の効果
しかし、やはり山芋といえばはとろろ。しょうゆをかけるだけだけでも、お蕎麦にのせるのもおいしいですよね!
実は山芋には、ビタミンやミネラル、デンプンが多く含まれています。
また、ジアスターゼという消化酵素が豊富に含まれているんです。
ジアスターゼは、膵液や唾液にも含まれる消化酵素の1つです。ジアスターゼは、デンプンを分解し、消化を助けてくれるはたらきがあります。
つまり、山芋はとっても消化の良い食べものなんです!
しかしジアスターゼは熱に弱いため、加熱をせずに、とろろなど生で食べた方が消化作用に期待できます。
山芋の選び方
せっかく食べるならおいしい方がいい、栄養のある方がいい!
当然そう思いますよね。スーパーなどで、山芋を選ぶときに参考にしたい基準をまとめてみました!
カットされたものを買う場合であれば、切り口が白いものを選ぶのが良いですね。
まとめ
さて今回は山芋の保存法について紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?
山芋は11月~1月といった、秋から冬にかけてが旬のお野菜です。
山芋は通年スーパーでもみられるお野菜ですが、収穫は春と秋に行われます。
秋収穫の山芋は鮮度が抜群ですが、春収穫の山芋は、雪解け後に収穫するため、厳しい冬の寒さに耐え、旨味がぐっと凝縮された山芋なんだそうです。
古来から漢方として、薬のような役割を持っていた山芋。
なんだか疲れて元気が出ないな、胃の調子があまりよくないな…と感じる方はぜひ日々の献立に山芋を取り入れてみてはいかがでしょうか。
それでは最後までお読みいただき、ありがとうございます!
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